ブラジル人は全員ヤンキー?
外国の方と話すのはとても楽しいですよね。
価値観が全然違って、その人が子供の頃の話を聞くだけで驚くことがたくさんあります。
昨日はブラジル人の友達から話を聞いていたんですが、話を聞くことに夢中になっていて気付いたら金曜ロードショーが始まって、気付いたら終わっていました。
これはかねてからの僕の違和感なんですけど、同じ陸に他の国がある感覚が全然わからなくないですか?しかも日本は小さいし。
その人はアメリカに行ったことがないって言っててなんか変な感覚を覚えました。僕が日本人でも大阪に行ったことがないのと近い感じなんですかね?それとも違う国だから僕らが外国に行くのと近い感覚?
このことは後であったときにまた聞いてみようと思います。
今回は嫉妬深くて短気だけど陽気で自由なブラジル人を始め、外国の人と話していて僕が個人的にびっくりしたことを書きます。
ブラジル人は全員ヤンキー?
「日本人でいうヤンキーみたいなひとたちはあまりいない、そういう概念があまりない。」
とブラジル人は言っていました。
小学生でも染髪、ネイル、ピアスが当たり前だし、誰に対してもみんな思ったことをガンガン言うブラジルの文化では、日本のヤンキー的役割は存在しないらしいです。
そのブラジル人(以下、ブラジと呼びます)は日本に来るとき友達に「あんたに何かしてくるようなやつがいたらあたしたちがそいつらのことボコボコにしに行ってやるからね!」といわれたそうです。
そんな発想、日本ではヤンキー以外あんまりなくないですか?
でもブラジルではこういう感覚が当たり前らしいです。
喧嘩っ早くて女同士であっても殴り合いのけんかが頻発するというブラジル人は、全員日本の感覚でいうヤンキーと呼べるのかもしれませんね。
あっ、ちなみにブラジル人だからといって全員サンバが得意なわけではないみたいです。
なぜ日本の男は車に興味がないのか?
これは結構多くの外国の人が「なぜ?」と思う点らしいです。
前一緒に車に乗ってた時はすれ違う車について友達の外国人が色々と説明してきたので
「なんでそんなに詳しいの?」と聞いたら
「なんでお前は男のくせに車に詳しくないんだ?」
と怒られました。
昨日話したブラジル人も
「ブラジルの男はサッカーと車と女」
といっていました。
日本にだって車が好きな男の人はもちろんいますけど、特に興味がない男の人もたくさんいますよね。
車が好きじゃない男は稀だといわれるまで外国には車好きのばかりだったなんて知りませんでした。
前述しましたがブラジル人女性は大変嫉妬深いらしく、男が浮気をしたらその男が愛してやまない車をぼこぼこにしちゃうらしいです。
やっぱり感じる同調圧力
どの国とも面してない島国であることもあり、それが人種であっても見た目であっても性格であっても何かが「違う」ことに対して慣れていないんでしょうか。
ブラジは「日本ではほんとに同調圧力を感じる。特に学生の頃はそれが顕著だった。」といっていました。
少しでも人と違うとすぐいじめなどに発展する、そんな日本の風潮がすごく嫌だったみたいです。
特に小さいころは、身体にハンディキャップのある人たちのことをいじめる日本人を見て本当に異常だと感じたといってました。
ブラジルでそんなことをしたら周りの人にボコボコにされるらしいです。
暴力がいいかどうかはともかくこれはすごく良い風潮ですよね。
また、日本では皆いつも同じメンバーで行動していることが不思議だと話していました。
「いつめん」として常に同じ人と一緒に行動する日本人と違いブラジル人は全然知らない人とでもすぐ仲良くなるし、毎日違う人と行動することが普通みたいです。
現在就職活動でも同調圧力は感じているらしく、「ナチュラルな髪色が茶髪なのに黒髪を強要させられるのはおかしいと思う。」とも言っていました。
これも他文化に対して狭量な日本の風潮の悪いところの一つですね。
ほんとはブラジルの方が働くのは楽だけど、奨学金が返せなくなってしまうからブラジルでは就職できないんですって。世知辛い。
これからも僕は外国人と友達になるたびにその人をめちゃめちゃに質問攻めしていこうと思います。
外国人のみなさん、僕のことは嫌いになっても日本人ことは嫌いにならないでください。